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集合住宅経営までの流れと注意点

photo ACより

集合住宅経営までの流れと注意点について解説します。


集合住宅経営までの流れ

 

STEP1 お問い合わせ

 

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STEP2 現地調査・分析

建築会社が現地を確認、周辺環境の調査、不動産管理会社の情報等から建物規模、間取り、1世帯当たりの駐車場数、賃料等を分析(各会社によりにプラン、賃料等は異なる)。

 

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STEP3 企画提案

建築会社から地主様に企画提案。図面、工事費・賃料・収支計画書等を提示。

 

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STEP4 ご契約(工事請負契約)

融資を受ける場合地主様からの要望があれば、建築会社の営業が各金融機関に必要書類等を提出し、融資を進める。融資が決定後、工事着手。

 

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STEP5 工事着工・工事完了、完成検査後、建物のお引渡し

工事中は工程事に打ち合わせ(地主様、施工者、設計者)、工事後は完成検査に立ち会い、建物のお引渡し(建物を管理する不動産管理会社も立ち合い、管理契約は工事中に行う)。

 

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STEP6 建物の保存登記・表示登記・抵当権設定登記(融資を受ける場合)

 

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STEP7 入居開始

 


集合住宅経営の注意点(随時追加)

 

・長期経営となるため、収支計画だけに重点を置いてプランを選択しない!

集合住宅経営は基本的に30~50年と非常に長い期間での経営となる。そのため、収支計画は長期の視点を持って計画することが最も重要なことである。建築会社からは提案時にプランの説明はあるが、自分自身でも市場調査は行うべきである。市場調査と言っても難しいものではなく、賃貸情報サービスのLIFULL HOME’SSUUMO等を利用して周辺の家賃相場やどのような間取りが多いかなどを調査、さらに近隣の不動産管理会社からも情報を確認する。手間はかかるが、集合住宅経営を長期間に渡り、安定した経営を行うためには必須事項である。

 

・建築後のアフターフォローの確認

建物を長くきれいに保つには定期点検・修繕等が重要となる。そのため、建物引き渡し後の定期点検・修繕実施時期等は事前に確認する。